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主题:Re:中國人寫日文易錯之處 其一 語言習慣的問題
发信人: januswon(ジャネス)
整理人: wasabi_beauty(2003-09-28 10:05:19), 站内信件
【 在 wasabi_beauty 的大作中提到:】
:01)心を深く打たれました。  
:   应该是“强た”吧 
:02)四十代の人に「一番印象深かった歌は何か」という質問を聞いたら、  
:   “印象深かった”是不是要说“印象的”呀? 
:03)日本の歌手もよく中国へ来て、コンサートを催している。  
:    看不出来 
:04)日本の流行歌にはあまり関心していませんでした。  
:05)頭に残っている。  
:   “頭に残る”应该说 “胸に残る” 
:06)優秀な流行歌が作られ、  
    “作る”要换成“出る”吧
:......

正解は
1)*心を深く打たれました。
  心を強く打たれました。

これは、副詞と動詞の共起(修飾)の問題である。日本語では「心を打つ」という感情の程度を表すのに「強く」を用いるが、中国語では深深地打動(我的)心。(心を深く打たれました)のように、「深深」を用いる。これが日本語化されたと考えられる。

2)*四十代の人に「一番印象深かった歌は何か」という質問を聞いたら,
  四十代の人に「一番印象深かった歌は何か」という質問をしたら,

3)*日本の歌手もよく中国へ来て、コンサートを催している。
  日本の歌手もよく中国へ来て、コンサートをして/開いている。

4)*日本の流行歌にはあまり関心していませんでした。
  日本の流行歌にはあまり関心がありませんでした。
  日本の流行歌にはあまり関心を持っていませんでした。

5)*頭に残っている。
  印象に残っている。

(2)~(5)はいずれも間違った表現である。これは中国語と日本語の表現の相違によって生じた誤りだと考えられる。日本語では「質問をする」「コンサートをする/開く」という表現に対し、中国語では、「問問題(質問を聞く)」「(コンサートを催す)」と言う。日本語では「関心がある」あるいは「関心を持つ」という表現に対し、中国語では、「関心(関心する)」という表現を用いる。「印象が深い」ということの表現は、日本語は「印象に残っている」と言うのに対し、中国語は,「留在脳海里(頭に残っている)」と表現する。

6)*優秀な流行歌が作られ,
  すばらしい流行歌が作られ,

7)*この歌の淋しい雰囲気は私のその時の気持ちにふさわしかったです
  この歌の淋しい雰囲気は私のその時の気持ちにぴったりでした。

この二例はどのような名詞がどのような形容詞、形容動詞と共起する(修飾を受ける)かの問題を示している。問題は、作者は「優秀的流行歌曲(優秀な流行歌)」「和心情相吻合(気持ちにぴったりだ)」という中国語の表現を日本語に訳す場合、日本語では、「すばらしい流行歌」「気持ちにぴったりだ」という表現を知らずに、中国語に引きずられて翻訳した結果、誤った表現になってしまったと考えられる。

8)*歌手同士の競争も強くなってきている。
  歌手同士の競争も激しくなってきている。

9)*日本の流行歌は、欧米からの影響が多い。
  日本の流行歌は、欧米からの影響が大きい。

10)*日本語のレベルが上達するにつれて、
  日本語のレベルが上がるにつれて

(8)(9)(10)の例は、「」「」「日語水平長進」など、中国語の話しことばでは現れ得る表現である。その直訳かもしれない。

11)*今中国では、長く人気を持てる歌手が少ない。
  今中国では、長く人気を保てる歌手が少ない。

(11)の誤りは、文脈の意味を考えずに、「長期受歓迎」という中国語の表現を、日本語に直訳したのが原因だと考えられる。

12)*流行音楽について何も知らなかったら,時代におちているような気がします。
  流行音楽について何も知らなかったら,時代に遅れているような気がします。

(12)は中日辞典の語義記述「落后」から「おちる」を選んだのが原因だと思われる。記述を詳しくする、あるいは用例を付けるなどの工夫によって改善されると思われる。



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