发信人: neogeoandsnk(大蛇)
整理人: xiaoyu8326(2002-04-24 13:27:13), 站内信件
|
餅つきうさぎ
からくりおもちゃの兎です。
小さな台の上に立った兎が、紐を引っ張るとトントンと杵で餅をつきます。日本では古くから、兎は何故か餅をつく動物ということになっていて、月の模様も兎が餅をついている様子だと言われています。
米食いねずみ
1830年頃流行していた「からくり人形」の影響をうけて作られたものだそうです。
竹ひごのバネの力で、頭としっぽをぴんと伸ばしているねずみ
竹ひごの部分を押さえると頭としっぽを下げて米を食べます。ねずみが米を食っている様子を見たことはないのですが、この玩具は本物の様にかなり繊細な動きをします。
これで遊んでいるとお金が増えるらしい!?。
廻 り 鼠
たしか倉敷で購入したおもちゃです。
名古屋の出身。ハンドルを動かすと繭のような形をした三匹のねずみ達がチュウチュウと鳴きながらくるりくるりと忙しそうに動きます。情けないような表情が、なかなかかわいらしい玩具です。
とんだりはねたり
飾りモノ用なのか、このままでは遊べません、きつく巻いた糸と竹ひごがバネの役割をします。手前に見えている竹の棒を後ろへ回し、台座の竹に松ヤニを使って固定、床の上に置いておくと接着力が弱くなった竹ひごがぱちんと床を打ち、人形達が一回転のジャンプをするらしいです。
4年ほど前に浅草・仲見世の「助六(すけろく)」で購入しました。
おばけの金太
からくり人形の頭だけの玩具です。
頭の後ろから出ている紐を引くと、ぐるんと目をむいてべろをつき出します。
真っ黒な烏帽子を被り真っ赤な顔をしたお化けの金太は、動きを見る前からかなり強烈な印象を受ける玩具です。
結構恐いので、小さい子供には人気がありません。
倉敷の美観地区にある、日本郷土玩具館のミュージアムショップで購入しました。 19世紀の中頃から作り続けられているこの玩具は、現在西陣屋十代目・厚賀人形店で作られています。
のごみ人形
佐賀県の能古見(のごみ)で、戦後になってから作られた人形で
鮮やかな彩色が特徴です。写真の馬は、稲荷駒です。祐徳稲荷神社の境内で、魔除け・開運の人形として売られていたのだそうです。
干支の土鈴は、年賀切手の図案にも使われて有名だそうですが私は持っていません。
「のごみ人形工房」で作られています。
キジ馬(車)
私の持っているこのキジ馬は、小さいサイズでおみやげ用のものらしいです。
郷土玩具図鑑の写真を見ると、30センチ位の大きさの物もあり、くちばしの所に紐がついているので、本来は紐をつけて子供が引き回して遊ぶようなものなのでしょう。なぜ鳥の雉の玩具なのに”馬”がついているのか?と思うのですが、九州で幅広く作られている雉馬(車)には、それだけで一冊の本が書けてしまうような、いろんな由来があるらしいのです。(きじ馬聞き書 畑野栄三著 三一書房)玩具の名前やデザインに、時代背景やその土地のくらしが見えるというのが、郷土玩具のもう一つの面白さだと思います。
カチカチ車
佐賀県杵島郡大町で作られている杵島山人形(きしまやまにんぎょう)の一つで、
カチ烏(鳴き声がカチカチと聞こえるカササギの別名)を玩具化したもの。赤い方は、きゃあつぐろ車です。色は朱と黒だけ、木の皮の部分を残して作られています。鳥に車がついているのは、九州地方独特の キジ馬(車)と同じです。佐賀県武雄温泉で、おみやげにもらったモノです。
ねずみの風車
非常に小さい玩具です。サイズはお金と比較してみて下さい。ふっと軽く息を吹きかけてやると、小さい風車の下で小さい二匹のネズミがくるくる回転します。
4年ほど前に浅草・仲見世の「助六(すけろく)」で購入しました。
ずぼんぼ
日本の玩具の中でも一風変わったこの「ずぼんぼ」は、団扇の風を使って遊ぶ玩具です。
屏風をたててその前にずぼんぼを座らせて、団扇でパタパタあおぐと、まずは4本の脚ですっくと立ち上がり、風の方向や強さによって前足を上げたり宙に浮かんだりしながら、アクロバット的な獅子舞を見せてくれます。
「ずぼんぼ」の言葉の由来は、獅子舞の時のかけ声らしいのですが、どちらにしても日本語には思えない不思議な名前です。
足の部分に使われているシジミの貝殻は、隅田川でシジミが採れていた頃の名残だそうです。最近は、作る職人さんも少なくなっているようですが、今はまだ浅草・仲見世の「助六(すけろく)」で購入できます。96年2月現在(1800円)
追記<最近購入した”ずぼんぼ”は、私が小学生時代に持っていた物と形が違うようです。動きも昔の方が良かったんじゃないか?最近は郷土玩具も実際には遊べない飾り物として作られている物が増えているような気がするのです。>
犬山でんでん太鼓
でんでん太鼓は、ポピュラーな日本の玩具ですが、この犬山でんでん太鼓は少し変わっています。竹の笛を鳴らすと、その先についている風車が回り、人形が回転しながらトントコと太鼓を鳴らします。しばらく作られていなかったのですが、最近製作が再開されています。
大阪では、(財)日本工芸館民芸普及部で、売られています(1996/2/9現在)ちなみに1600円でした。
ハブグワー
妻が子供のころ沖縄みやげで貰った物です。
この蛇の玩具にちゃんと名前があるなんて知りませんでしたが、「全国郷土玩具ガイド」(畑野栄三著・婦女界出版社 2000円)で名前を確認しました。
長細く、先端に口が開いています。そこに一度指を入れるともう抜けない、引っ張るときゅっと細くなって指を締め付けるからさらに抜けなくなる。この蛇にくわえられたまま半日も泣きながら過ごした子供もいるのです。アダン葉の編み方だけでこんなふうにくっついたら離れなくなるとは、、、うまくできているもんです。
俵の蔵入り
高さ4センチぐらいの蔵の入り口から、30センチぐらいの白い道が伸びています。全体を少し傾けると、大小の可愛い俵(たわら)が蔵のなかにぴょこぴょこ入っていきます。蔵に米が入って行く、つまり”豊かになる”、、という縁起のいい郷土玩具です。大阪にも同じようなものが昔はあったようですが、今は作られていません。
はじき猿
竹の棒につかまった3センチ位の小さな猿が竹のバネを弾くとぱちーんとはね上がります。葛飾、柴又の帝釈天の参道で売られているこのはじき猿は、「災難をはじき去る(サル)、運をはね上げる」ということで縁起のいいおもちゃです。
牛若弁慶
4月の16日17日の東照祭では、以前は牛若丸と弁慶のからくり人形が乗った山車(だし)がでていたそうです。そのからくり人形を玩具にしたのがこの牛若弁慶
弁慶は、足元の竹の板を左右にひねると、薙刀(なぎなた)を振り上げたり下ろしたりします。腕に関節の部分があるので、けっこうリアルな動きです。牛若丸は、弓を左右に動かすと、くるくると回転します。
木挽き人形
人形の後ろの棒を押したり引いたりすると、男が力強く大きな丸太を切る動きをします。頑丈につくってある玩具です。
ついばむ鶏
妻が倉敷の日本郷土玩具館のミュージアムショップで購入したモノ、ロシアの玩具です。紐の先についた重りの動きを利用している鳥が餌をついばむパターンは、中国・ブラジル・世界各国にあるようです、日本の郷土玩具にもありそうなのですが、まだ見つけていません。フライパンの様に取っ手を持って軽く揺らすとニワトリ達が餌をついばみます。くちばしが台の板をコツコツ叩く音も良い響きです。
巻き付く蛇
じゃばらに折られた紙の胴体に茶色に塗られた粘土の重い頭がついています。竹の棒を動かすと蛇は伸びたり縮んだり、さらにぐるぐると棒に巻き付いたりします。
最初は倉敷二代目は神田の中国物産店で購入しました。この手作業から考えると激安(と思う)150円でした。
帽子かぶり人形
ご覧の通りの帽子をかぶる人形です。帽子を小さな突起にセットして、台の下を押すと、器用にぴょこんと帽子をかぶります。頭のうえに磁石がついている簡単なしかけです。倉敷のおもちゃやさん「伊勢屋」で購入しました。
----
   |
|